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「窓辺の日向ぼっこで注意したいこと」【獣医師 小林先生のコラム】vol.6

【獣医師 小林先生のコラム】vol.6

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ケーキ開発の際に食材や犬猫にとっての栄養等でアドバイスを頂きました、モノカどうぶつ病院 院長 小林先生のご協力のもと、大切なご家族であるワンちゃん、猫ちゃんの健康についてのコラムを定期的にメールマガジンとして配信いたします。ワンちゃん、猫ちゃんの健康管理の一助にしていただければ幸いです。

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https://www.monoca.jp/

【窓辺の日向ぼっこで注意したいこと】

◆熱中症に注意!

シニアのワンちゃん、猫ちゃんは暖かい窓辺での日向ぼっこを好むことが多いですが、人と同じようにシニアになると体温調節がうまくいかなかったり、暑さ寒さを感じにくくなったりします。日向ぼっこ中に暑くなってきても気が付かずそのまま移動せずにいると、春なのに熱中症気味になることも。

また、高齢期ならではの腰や足の痛みなどを抱えている子も少なくなく、一度座ったら立ち上がるのが億劫になってしまい、移動するのが遅れてしまうこともあります。

動作がゆっくりになった、昔ほど高いところへ登らなくなったなど、飼い主さんが「年のせい」と思っていることが実は腰痛などを抱えているサインであることも。

日当たりがよくポカポカ暖かい窓辺にあまりにも長い時間いるようならば、熱中症予防のためにいったん移動してあげるようにしましょう。

◆窓越しのノミ感染に注意!

前回ノミについてお話しさせていただいた時にも触れましたが、縁側やベランダ、出窓などでもお外を野良猫ちゃんが歩いてこられるような環境の場合、ノミはものすごいジャンプ力で次の獲物を狙っていますので、お家の中で網戸越しに日向ぼっこをしていたのにノミに感染してしまうことがあります。

ワンちゃんの場合はお散歩にでかけるため普段からノミ・マダニ予防をしてくれている飼い主さんが多いですが、室内飼いの猫ちゃんの場合は予防をしていなことが大半なので、網戸越しに野良猫ちゃんとコンニチワをしないよう、くれぐれも注意してください。

 

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