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ケーキ開発の際に食材や犬猫にとっての栄養等でアドバイスを頂きました、モノカどうぶつ病院 院長 小林先生のご協力のもと、大切なご家族であるワンちゃん、猫ちゃんの健康についてのコラムを定期的にメールマガジンとして配信いたします。ワンちゃん、猫ちゃんの健康管理の一助にしていただければ幸いです。
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前半では主にことわざとしてしられるものをご紹介しました。実は慣用句となると犬より猫のほうが圧倒的に多く、昔の人間が猫のことをどのように考えていたかがちょっと垣間見えます。
言わずと知れた、非常に仲の悪いことの例えです。
会った途端に喧嘩が始まるくらいの仲の悪さをあらわすそうで、「水と油」なども同じように使われますね。
さらには干支の順番を競ったという説のひとつから、ただ仲が悪いというより「もともとは仲がよかった」という背景を含むこともあるようです。
馬鹿らしいほど当たり前すぎることがらをあらわす慣用句で、頭と尾は当然反対側を向いているわけで、当たり前のことを以下にもという感じで強調する時に使われます。
さて、ここからは猫が含まれる慣用句をいくつかまとめてご紹介。というのも猫が含まれる慣用句は数がとっても多いので、まとめてのせてみます。
誰でも彼でも、なんでもかんでもという意味。どうして杓子なのかは色々な説があるようです。
本来の性格を隠していいように見せることの例え。猫は2面性がある動物で、甘えたり威嚇したり、飼い主さんと他人に対する態度も違いますね。
この慣用句はどちらかというと内弁慶な人が外ではおとなしいということを表現する時に使われますね。
猫の身体の一部を使った慣用句です。猫の額はとにかく小さく狭い領域の例え、猫の眼は物事の移り変わりが激しいことの形容に使われます。
猫の眼は縦になったり丸くなったりしますが、それは光に反応して瞳孔が収縮したり拡大することによります。転じてくるくると変わりやすいさまを表し、昔は心変わりしやすく移り気の多い女性にも使われていました。なぜか女性限定なんですね(笑)。
こちらも猫の特徴からよく使われる言葉ですね。慣用句というより例えでしょうか。でも猫だけでなく犬も熱すぎるものは苦手ですよね、きっと…。
さて、いかがでしたでしょうか。
人とコミュニケーションをとり、従順に物事をこなすこともできる犬と比べると、猫は勝手気ままな動物、単独行動が多く気分屋で人の思い通りにいきません。
ことわざや慣用句も、犬猫に限らず動物(生き物)が含まれるものは、それぞれの特徴や関係をよく捉えたものが多いような気がしますね。
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